○ アスレチックス 3 - 2 エンゼルス ●
<現地時間10月5日 オークランド・コロシアム>
エンゼルスの大谷翔平選手(28)が、今季最終戦となる5日(日本時間6日)のアスレチックス戦に「3番・投手兼指名打者」で先発フル出場。5回1安打1失点で9敗目(15勝)を喫したものの、メジャー5年目で初のシーズン規定投球回をクリアした。打者としては8月に規定打席に到達済み。同じシーズンで規定投球回と規定打席の“ダブル達成”は、ワールドシリーズが創設された1903年以降ではメジャー初の快挙となった。
規定投球回まであと1イニングとし、今季最終戦のマウンドに上がった二刀流。まずは1回表の第1打席で今季160安打目となる右前打を放つと、その裏のマウンドでは3者凡退の好スタートを切り、規定の162イニングに到達した。
この日もスライダーとカットボールを軸に、前回対戦で8回二死までノーヒットノーランに封じたアスレチックス打線を翻弄。4回までパーフェクト投球を披露した。
両チーム無得点のまま迎えた5回、一死から四球を与え初走者を許すと、5番・ピンダーに初被安打となる二塁打を左翼線へ運ばれ二、三塁のピンチ。続くカペルに中犠飛を打たれ先制を許した。その直後、右手中指を気にする素振りを見せマウンドにトレーナーやネビン監督代行らが集まったが続投。最後は8番・ガルシアを空振り三振に仕留め5回を投げ切った。
投手としては、5回69球、1安打1失点、6奪三振1四球の内容で降板。1点ビハインドの状況だったため16勝目の権利は得られなかったが、投球回を166イニングまで伸ばし、試合前までリーグ4位だった防御率は2.33となった。打席では初回に右前打を放ったが、その後の3打席は凡退。4打数1安打でチームは3連敗フィニッシュとなった。
大谷はメジャー5年目も投打の二刀流でフル回転。投手としては28試合の登板で166イニングを消化し、15勝9敗、防御率2.33、219奪三振をマーク。打者としてはチーム断トツの666打席(2位のウォードは564打席)に立ち、打率.273、34本塁打、95打点、11盗塁、OPS.875を記録した。チームは借金16で今季もポストシーズン進出を逃したが、大谷は今年も数々の偉業を成し遂げシーズンを完走した。
<現地時間10月5日 オークランド・コロシアム>
エンゼルスの大谷翔平選手(28)が、今季最終戦となる5日(日本時間6日)のアスレチックス戦に「3番・投手兼指名打者」で先発フル出場。5回1安打1失点で9敗目(15勝)を喫したものの、メジャー5年目で初のシーズン規定投球回をクリアした。打者としては8月に規定打席に到達済み。同じシーズンで規定投球回と規定打席の“ダブル達成”は、ワールドシリーズが創設された1903年以降ではメジャー初の快挙となった。
規定投球回まであと1イニングとし、今季最終戦のマウンドに上がった二刀流。まずは1回表の第1打席で今季160安打目となる右前打を放つと、その裏のマウンドでは3者凡退の好スタートを切り、規定の162イニングに到達した。
この日もスライダーとカットボールを軸に、前回対戦で8回二死までノーヒットノーランに封じたアスレチックス打線を翻弄。4回までパーフェクト投球を披露した。
両チーム無得点のまま迎えた5回、一死から四球を与え初走者を許すと、5番・ピンダーに初被安打となる二塁打を左翼線へ運ばれ二、三塁のピンチ。続くカペルに中犠飛を打たれ先制を許した。その直後、右手中指を気にする素振りを見せマウンドにトレーナーやネビン監督代行らが集まったが続投。最後は8番・ガルシアを空振り三振に仕留め5回を投げ切った。
投手としては、5回69球、1安打1失点、6奪三振1四球の内容で降板。1点ビハインドの状況だったため16勝目の権利は得られなかったが、投球回を166イニングまで伸ばし、試合前までリーグ4位だった防御率は2.33となった。打席では初回に右前打を放ったが、その後の3打席は凡退。4打数1安打でチームは3連敗フィニッシュとなった。
大谷はメジャー5年目も投打の二刀流でフル回転。投手としては28試合の登板で166イニングを消化し、15勝9敗、防御率2.33、219奪三振をマーク。打者としてはチーム断トツの666打席(2位のウォードは564打席)に立ち、打率.273、34本塁打、95打点、11盗塁、OPS.875を記録した。チームは借金16で今季もポストシーズン進出を逃したが、大谷は今年も数々の偉業を成し遂げシーズンを完走した。