山﨑康晃は、DeNAの勝ち試合の9回のマウンドに帰ってきた。
18年と19年に2年連続で最多セーブのタイトルを獲得した右腕は、20年が6セーブ、21年はわずかに1セーブと“抑え”の座を奪われ、苦しいシーズンを送った。
今季、再び“守護神”に帰り咲き、シーズン自己最多に並ぶ37セーブ、防御率はシーズン自己最高の1.33。完全復活を遂げた。
山﨑は「開幕当初はクローザーを競う形ではじまって、チームとしては三嶋さんの痛い離脱もあった。若手の台頭も含めてブルペン陣もいろんな思いがあってみんなで切磋琢磨しながら、ひとつになって頑張ってこれた」と振り返る。
「優勝することはできなかったですし、僕自身悔しいシーズンでした。成績が戻ってきて安心して見ていられると言われることがちょっとだけ増えた気がしますけど、満足しているわけではないですし、もっとできたなというマウンドもあった。シーズン通してまだまだ力不足と感じることが多かったので、そういう意味ではチームを優勝に導くことができなかったというのは僕自身、まだまだ力不足だと感じていますね」と全く今季の成績に満足していない。
チームはシーズンを2位で終えクライマックスシリーズ進出を果たし、日本シリーズ進出、その先の日本一の可能性がある。「全員がこのチームで優勝するという思いを強くもって、毎試合取り組んでいくというのは今まで通り変わらない」。山﨑が勝ち試合の9回を締めたとき、それはDeNAの勝利を意味する。“横浜反撃”ーー。1998年ぶりの日本一を目指すDeNAの戦いはまだまだ終わらない。
(取材=ニッポン放送ショウアップナイターDeNA取材班)
18年と19年に2年連続で最多セーブのタイトルを獲得した右腕は、20年が6セーブ、21年はわずかに1セーブと“抑え”の座を奪われ、苦しいシーズンを送った。
今季、再び“守護神”に帰り咲き、シーズン自己最多に並ぶ37セーブ、防御率はシーズン自己最高の1.33。完全復活を遂げた。
山﨑は「開幕当初はクローザーを競う形ではじまって、チームとしては三嶋さんの痛い離脱もあった。若手の台頭も含めてブルペン陣もいろんな思いがあってみんなで切磋琢磨しながら、ひとつになって頑張ってこれた」と振り返る。
「優勝することはできなかったですし、僕自身悔しいシーズンでした。成績が戻ってきて安心して見ていられると言われることがちょっとだけ増えた気がしますけど、満足しているわけではないですし、もっとできたなというマウンドもあった。シーズン通してまだまだ力不足と感じることが多かったので、そういう意味ではチームを優勝に導くことができなかったというのは僕自身、まだまだ力不足だと感じていますね」と全く今季の成績に満足していない。
チームはシーズンを2位で終えクライマックスシリーズ進出を果たし、日本シリーズ進出、その先の日本一の可能性がある。「全員がこのチームで優勝するという思いを強くもって、毎試合取り組んでいくというのは今まで通り変わらない」。山﨑が勝ち試合の9回を締めたとき、それはDeNAの勝利を意味する。“横浜反撃”ーー。1998年ぶりの日本一を目指すDeNAの戦いはまだまだ終わらない。
(取材=ニッポン放送ショウアップナイターDeNA取材班)