移籍後2年で1勝止まり「申し訳ない気持ちでいっぱい」
巨人から戦力外通告を受けた井納翔一投手(36)が8日、自身のTwitterを更新し、現役続行の意向を表明した。
井納は7日に球団から来季の契約を結ばないことを通達され、同日夕に「巨人にきてからの2年間で満足のいく成績を出すことが出来ず球団やファンのみなさんには申し訳ない気持ちでいっぱいです」とツイート。「これからのことは、もう少し後で考えてやっていきます」と思いを綴っていた。
この投稿に対して多数のファンからコメントが寄せられ、一夜明けたこの日「昨日のツイートに対してたくさんの温かいコメントをしてくださりありがとうございました。今は、他球団からの連絡が来ることを祈りながら練習をしていきます」と、ファンへの感謝とともに現役続行の意向を表明した。
井納はNTT東日本から2012年ドラフト3位でDeNAに入団し、20年シーズン終了後に巨人にFA移籍。新天地では在籍2シーズンで12試合に登板し1勝どまりと振るわず、今季終了後に戦力外通告を受けた。
プロ10シーズンでの通算成績は180試合(917回1/3)に登板し、51勝61敗、11ホールド1セーブ、防御率3.98。現役続行を目指す右腕に吉報は届くか、去就に視線が集まる。