【地区シリーズ第2戦】
○ アストロズ 4 － 2 マリナーズ ●
＜現地時間10月13日　ミニッツメイド・パーク＞

　アストロズ（西地区1位/第1シード）対マリナーズ（西地区2位/第5シード）の地区シリーズ（3戦先勝、最大5試合制）第2戦が13日（日本時間14日）に行われ、逆転勝利で同シリーズの対戦成績を2勝0敗としたアストロズが、6年連続となる地区シリーズ突破へ王手をかけた。

　第1戦で逆転サヨナラ3ランを放った3番・アルバレスが、また殊勲の一発を放った。1－2と1点ビハインドで迎えた6回、二死一塁でマリナーズの先発右腕・カスティーヨ と対峙。1ストライク後の98.3マイル（約158キロ）のツーシームは外角低めの厳しいコースだったが、25歳の大砲はこのボールをキッチリと捉え、逆方向へ弾き返した打球は左翼席中段に飛び込む逆転2ランとなった。

　これでこのシリーズ2戦合計で8打数4安打、2本塁打7打点の大暴れ。昨季はリーグ優勝決定シリーズでMVPに輝いており、今年も短期決戦での勝負強さが光る。

　アストロズは投げても、先発左腕のバルデスが6回途中4安打2失点と好投。投打が噛み合い2連勝とし、6年連続のリーグ優勝決定シリーズ進出に王手をかけた。