15シーズンぶりに古巣復帰
阪神は15日、球団OBで元監督の岡田彰布氏(64)が2023年シーズンの一軍監督に就任することを発表した。
岡田氏は1980年代から90年代にかけて活躍した阪神のレジェンド。2004年から08年の5シーズンにわたって阪神の監督を務めた際には、“JFK”の愛称で知られた鉄壁リリーフ陣を武器にリーグ優勝1回、2位2回、3位1回と毎シーズンのように上位争いを展開。10年から12年はオリックスの監督を務めた。
監督退任後は解説者として球界に携わり現場から離れていたが、矢野燿大監督が今季限りで退任することを受け後任候補に浮上。14日のCS敗退から一夜明けたこの日、15シーズンぶりに古巣の指揮を執ることが正式に発表された。
阪神は矢野政権下で4シーズン連続Aクラス入りを果たしたが、今季も頂点まで届かず道半ばで終戦。23年シーズンはかつてリーグVへ導いた指揮官のもと、球団史上18年ぶり10度目のリーグ優勝、また85年以来となる日本一を目指す。