2022.10.15 18:00 | ||||
オリックス・バファローズ | 3 | 終了 | 2 | 福岡ソフトバンクホークス |
京セラD大阪 |
【パCSファイナルステージ第4戦】
○ オリックス 3x - 2 ソフトバンク ●
<10月15日 京セラD大阪>
『2022 パーソル クライマックスシリーズ パ』のファイナルステージ第4戦はオリックスがサヨナラ勝ち。優勝アドバンテージ含む対戦成績を4勝1敗とし、2年連続となる日本シリーズ進出を決めた。日本一を争う相手は昨年に続きセ・リーグ王者のヤクルト。クライマックスシリーズMVPには吉田正尚外野手(29)が選ばれた。
オリックスは両チーム無得点で迎えた4回、4番・吉田正の中越え2ランで先制。ソフトバンク先発・和田の2球目チェンジアップを完璧に捉えた打球は、右中間5階席に着弾する特大アーチとなった。吉田正は12日の第1戦でも右越えソロを放っており、このステージ2本塁打目。主砲の一撃で主導権を握った。
先発の山岡は3回までパーフェクト。4回は一死から2番・周東の打球が左ふくらはぎ付近に当たり、治療のためベンチに下がった。その後、連打で二死一、三塁のピンチを招いたが、5番・デスパイネを中飛に仕留め4回まで無失点。球数はまだ51球だったが、打球直撃の影響があったのか、5回から2番手・宇田川がマウンドに上がった。
宇田川は6回までの2イニングをパーフェクト。7回から登板した3番手・山﨑颯は球団日本人最速の160キロをマークしたが、その直後、デスパイネに157キロの直球を完璧に捉えられ、これが痛恨の同点2ランとなった。
それでも同点で迎えた9回裏、二死二、三塁の好機を作り、3番・中川圭の左前適時打でサヨナラ勝ち。2年連続でファイナルステージを突破し、昨季敗れたヤクルトと、再び日本シリーズで相まみえることになった。
中嶋監督は劇的勝利でのCS突破に「本当にうれしいです」と笑顔。「優勝インタビューの時に『いっぱい応援してください』と言って、これだけ入ってくれてありがとうございます」とファンの後押しに感謝した。
サヨナラ打の中川圭については「決めてくれと思っていたのでほっとしています。延長の投手を考えなくてよくなったので、非常にありがたいヒットでした」と称え、リリーフ陣については「よく投げてくれました。経験ない投手ばかりですけど、いい緊張感で最高のピッチングをしてくれた」と労いの言葉を送った。
22日に開幕する日本シリーズの相手は2年連続でヤクルト。「去年しっかり負けましたので、今年は何とかやり返したいと思います」と力強く宣言した。
インタビュー後には、選手らの手でリーグ優勝時と同じく5度の胴上げ。そのあとクライマックスシリーズMVPが発表され、4試合で打率.462、2本塁打、3打点をマークした主砲の吉田正が選出された。
○ オリックス 3x - 2 ソフトバンク ●
<10月15日 京セラD大阪>
『2022 パーソル クライマックスシリーズ パ』のファイナルステージ第4戦はオリックスがサヨナラ勝ち。優勝アドバンテージ含む対戦成績を4勝1敗とし、2年連続となる日本シリーズ進出を決めた。日本一を争う相手は昨年に続きセ・リーグ王者のヤクルト。クライマックスシリーズMVPには吉田正尚外野手(29)が選ばれた。
オリックスは両チーム無得点で迎えた4回、4番・吉田正の中越え2ランで先制。ソフトバンク先発・和田の2球目チェンジアップを完璧に捉えた打球は、右中間5階席に着弾する特大アーチとなった。吉田正は12日の第1戦でも右越えソロを放っており、このステージ2本塁打目。主砲の一撃で主導権を握った。
先発の山岡は3回までパーフェクト。4回は一死から2番・周東の打球が左ふくらはぎ付近に当たり、治療のためベンチに下がった。その後、連打で二死一、三塁のピンチを招いたが、5番・デスパイネを中飛に仕留め4回まで無失点。球数はまだ51球だったが、打球直撃の影響があったのか、5回から2番手・宇田川がマウンドに上がった。
宇田川は6回までの2イニングをパーフェクト。7回から登板した3番手・山﨑颯は球団日本人最速の160キロをマークしたが、その直後、デスパイネに157キロの直球を完璧に捉えられ、これが痛恨の同点2ランとなった。
それでも同点で迎えた9回裏、二死二、三塁の好機を作り、3番・中川圭の左前適時打でサヨナラ勝ち。2年連続でファイナルステージを突破し、昨季敗れたヤクルトと、再び日本シリーズで相まみえることになった。
中嶋監督は劇的勝利でのCS突破に「本当にうれしいです」と笑顔。「優勝インタビューの時に『いっぱい応援してください』と言って、これだけ入ってくれてありがとうございます」とファンの後押しに感謝した。
サヨナラ打の中川圭については「決めてくれと思っていたのでほっとしています。延長の投手を考えなくてよくなったので、非常にありがたいヒットでした」と称え、リリーフ陣については「よく投げてくれました。経験ない投手ばかりですけど、いい緊張感で最高のピッチングをしてくれた」と労いの言葉を送った。
22日に開幕する日本シリーズの相手は2年連続でヤクルト。「去年しっかり負けましたので、今年は何とかやり返したいと思います」と力強く宣言した。
インタビュー後には、選手らの手でリーグ優勝時と同じく5度の胴上げ。そのあとクライマックスシリーズMVPが発表され、4試合で打率.462、2本塁打、3打点をマークした主砲の吉田正が選出された。