2回に先制の右越え3ランを放つフィリーズの9番・マーシュ

【地区シリーズ第4戦】
○ フィリーズ 8 - 3 ブレーブス ●
<現地時間10月15日 シチズンズ・バンク・パーク>

 フィリーズ(東地区3位/第6シード)対ブレーブス(東地区1位/第2シード)の地区シリーズ(3戦先勝、最大5試合制)第4戦が15日(日本時間16日)に行われ、ホームで快勝したフィリーズが対戦成績を3勝1敗とし、2010年以来となるリーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。

 フィリーズは2回、一死一、三塁の好機で、今夏のトレードでエンゼルスから途中加入した9番・マーシュが大仕事。ブレーブスの先発右腕・モートンの6球目カーブを捉えた打球は、真っ赤に染まる右翼席に飛び込む先制3ランとなった。

 その後も3番・リアルミュートの中越えランニング弾、4番・ハーパーの2戦連発となる左越えソロなどで5点を追加。投げては、こちらも今夏のトレードでエンゼルスから移籍してきた先発・シンダーガードが3回1安打1失点と好投。3点リードでリリーフ陣にバトンをつなぎ、計6投手の継投でブレーブス打線の反撃を3点に抑えた。

 ワイルドカードシリーズでは中地区王者のカージナルスに連勝し、このシリーズでは昨季の世界一・ブレーブスを投打で圧倒。18日(同19日)から始まるリーグ優勝決定シリーズでは、ドジャース対パドレスの勝者と対決する。

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