ムードメーカーとして欠かせない存在に
西武は17日、熊代聖人選手と来季の選手契約を結ばない旨を発表した。
今治西高から日産自動車、王子製紙を経て2010年のドラフト6位で入団。内外野だけでなく有事の際には捕手までスタンバイするユーティリティー性を武器に、通算12年で605試合に出場した。
さらには試合以外の場面でも、選手たちを盛り上げる“訓示”が取り上げられるなど、ムードメーカーとしても活躍。まさにチームに、ベンチに欠かせない存在だった。
熊代は球団通じて「ここまで長くプレーできるとは思っていませんでした。プロの世界では小柄な自分が、12年もプレーさせていただいて、ただただ感謝の気持ちしかありません」とコメント。
今後については未定だが、「今後も野球に関わる仕事をしたいと思っています」としている。
コメント
プロの世界では小柄な自分が、12年もプレーさせていただいて、ただただ感謝の気持ちしかありません。
自分自身、ここまで長くプレーできるとは思っていませんでした。
渡辺GMが監督の時に入団し、以降たくさんチャンスを与えていただきましたが、期待に応えられなかったことの方が多かったように思います。
初めて試合に出た日のこと、優勝した日のことなどたくさんの思い出がありますが、特に印象に残っていることは、長男が誕生した2013年9月29日(西武ドーム)の千葉ロッテマリーンズ戦でサヨナラタイムリーを打ったことです。
今後も野球に関わる仕事をしたいと思っています。