ファンへの感謝、新天地での活躍誓う
阪神と日本ハムは18日、2対2の交換トレードに合意したと発表。阪神から江越大賀選手(29)と齋藤友貴哉投手(27)、日本ハムから渡邉諒選手(27)と髙濱祐仁選手(26)が、ぞれぞれ移籍することになった。
阪神から日本ハムに移籍することになった江越は、駒澤大から2014年ドラフト3位で入団。高い身体能力に期待されながらも一軍レギュラー獲得には至らず、直近3シーズンはノーヒット。今季も代走での出場が主だった。
齋藤は社会人のHondaから18年ドラフト4位でプロ入りした右腕。今季は主にリリーフでキャリアハイの20試合に登板したが、防御率5.01と安定感を欠き、新天地での才能開花が期待される。
一方、日本ハムから阪神に移籍する2選手は、いずれもパンチ力ある打撃が売りの右打ち内野手。渡邉は19~20年と規定打席にも到達した経験があるレギュラー二塁手だったが、BIGBOSS体制で臨んだ今季は21試合の出場に留まり、ファームでも32試合で打率.239と低迷。
髙濱も支配下復帰3年目の今季は7試合の出場で打率.059と苦しみ二軍が主戦場に。一軍でポジションを掴みとることができず、来季は新天地でチャレンジすることになった。
阪神球団より発表された2選手のコメントは以下の通り。
コメント
▼ 江越大賀
タイガースファンの皆様、そして関係者の皆様、8年間ありがとうございました。
突然のことで少し驚きましたが、自分にとってもチャンスだと思うので、このチャンスをしっかりと生かしたいと思います。
満員の甲子園で試合ができ、歓声を聞いた時はすごく鳥肌が立ちましたし、今でも忘れられないです。
交流戦で、また元気な姿で甲子園に帰ってくることができるように頑張りますので、今後もご声援をお願いいたします。本当にありがとうございました。
▼ 齋藤友貴哉
タイガースファン、そして球団関係者の皆様、4年間ありがとうございました。
苦しいことが多い4年間でしたが、皆様の温かい声援のおかげで頑張ってくることができました。本当に感謝しています。
今回のトレードをチャンスだと思って、北海道日本ハムファイターズで活躍することで皆さんに恩返しできるように精一杯腕を振って頑張りますので、これからも応援していただければ幸いです。