オリックス・山﨑颯一郎[写真=Rinco]

◆ 自己最速を更新した伸び盛りの剛腕

 22日(土)に開幕する『SMBC日本シリーズ2022』。パ・リーグの代表は2年連続でオリックスに決まった。

 クライマックスシリーズ突破を決めたCSファイナルステージ第4戦の9回、ベンチで両手を合わせ祈る姿が見られた山﨑颯一郎。「頼むから打ってくれって。祈るしかなかったので」とサヨナラ勝利直前の場面を振り返った。

 山﨑颯はパーフェクトリリーフを見せた2番手・宇田川優希の後を受け、2点リードの7回に登板。一死一塁の場面でシリーズ第2戦でマークした159キロを上回る“球団日本人最速タイ記録”となる160キロをマークした。

 「とりあえず全力で行きました。(160キロを)出そうとかそういうのはなくて、絶対に抑えてやろうという気持ちで行きました」

 初の大台到達に超満員の京セラもどよめいたが、その直後、デスパイネにカウント1-2から投じた5球目の157キロを捉えられ、弾丸ライナーの同点2ランを左中間席に放り込まれた。

 「同点なので、ここをしっかり抑えてつなごうと思って投げましたが、打たれちゃいました」

 どよめきから悲鳴に…。球場のムードは一変したが、「打たれちゃったのは、やっぱり悔しかったですし、とりあえず切り替えて抑えようと思った」と本人は切り替えていたようで、後続は許さず8回も続投。オリックスベンチが延長戦も見据え投手起用に気をつかう中、2イニング2失点で同点のまま9回の阿部翔太にバトンを繋いだ。

 先発起用されていた昨年とは「投げてるところも違いますし、力も入るので、雰囲気は違いましたね」という山﨑颯。CSでもシーズン中とは「気持ちとかは変えずに、出たら自分を信じて投げていこうと思っていた」という。

 日本シリーズでも剛腕リリーフ陣の一角として活躍が期待される長身右腕。「今回打たれたのを反省して、次はしっかり抑えたい」と力強く誓っていた。

取材・文=どら増田

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