リーグVを手繰り寄せる一打
日本野球機構(NPB)は19日、「スカパー!月間サヨナラ賞」の9・10月度受賞者を発表。セ・リーグはヤクルトの丸山和郁選手、パ・リーグはオリックスの宗佑磨選手がそれぞれ初受賞した。
丸山和は優勝へのマジックナンバー2で迎えた9月25日・DeNA戦(神宮)両軍スコアレスの9回、一死二塁のチャンスで、エドウィン・エスコバーから左中間を破る適時二塁打を放ち、これがチームをリーグ2連覇に導く劇的なサヨナラ打となった。
宗は首位攻防3戦目だった9月19日・ソフトバンク戦(京セラD大阪)の同点で迎えた10回、二死満塁の場面でコリン・レイから中前適時打。ソフトバンクとゲーム差0に迫る決勝打で、リーグ連覇を目指すチームを勢いづけた。
今季の受賞選手一覧は以下の通り。各選手には、スカパーJSAT株式会社よりトロフィーと賞金30万円が贈られる。
2022年度『スカパー!サヨナラ賞』
<セ・リーグ>
3・4月度 西川龍馬(広島)
5月度 山崎晃大朗(ヤクルト)
6月度 宇草孔基(広島)
7月度 ライアン・マクブルーム(広島)
8月度 秋山翔吾(広島)
9・10月度 丸山和郁(ヤクルト)
<パ・リーグ>
3・4月度 浅村栄斗(楽天)
5月度 栗山巧(西武)
6月度 島内宏明(楽天)
7月度 髙部瑛斗(ロッテ)
8月度 近藤健介(日本ハム)
9・10月度 宗佑磨(オリックス)