ドラフト前日…9球団目の指名公表
ヤクルトは19日、『2022年 プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD』を20日に控え、都内の球団事務所でスカウト会議を行った。
1位指名選手について、高津臣吾監督は当初「公表はしません」と説明していたが、一転して東芝の吉村貢司郎投手を1位指名することを明言。「こちらの誠意を見せる意味も、ご本人にも知っていただくためにも今回公表することにしました」と話した。
吉村を1位指名することになった理由については「ゲームをつくれるというところが一番です。先発投手として期待していますし、チームとしての一番の弱点となるとそこの部分だと思う」と話し、「すごく投げっぷりがいい。バッターを抑える球種というのをたくさん持っている」と評価した。
ヤクルトはCSファイナルステージ前に行われた6日の練習試合で東芝と対戦。このとき先発登板したのが吉村だ。吉村は4番の村上宗隆から空振り三振を奪うなど7奪三振、3回3安打無失点の好投を見せていた。
「人の縁とか運とか凄く大事だと思っていますので、その大事な出会いになるいい一日になってくれたらいいなと思います」と高津監督。明日、運命の一日を迎える。
取材・文=別府勉(べっぷ・つとむ)
▼ 1位指名を公表した球団
ヤ 吉村貢司郎(東芝)
De
神
巨 浅野翔吾(高松商高)
広 斉藤優汰(苫小牧中央高)
中 仲地 礼亜(沖縄大)
オ 曽谷龍平(白鴎大)
ソ イヒネ・イツア(誉高)
西 蛭間拓哉(早稲田大)
楽 荘司康誠(立教大)
ロ
日 矢澤宏太(日体大)