スカウトも太鼓判「アマ球界No.1左腕」
プロ野球のドラフト会議2022が20日に行われ、オリックスは事前に公言したとおり、白鴎大の曽谷龍平投手を1位指名。一本釣りで交渉権を獲得した。
曽谷は明桜高校時代に甲子園に出場。大学進学後は、最速151キロの直球を武器に通算11勝3敗、防御率1.85をマーク。
ルーキーイヤーから宮城大弥、田嶋大樹、山﨑福也らとともに先発左腕の一角として活躍が期待される。
担当した岡崎大輔スカウトは「アマチュア球界ナンバーワン左腕。スリークォーター気味のフォームから投じるMAX151キロのクロスファイヤーは一級品。変化球の精度も良く、1年目から先発ローテーションとしての活躍が期待できる即戦力投手」とコメント。
1巡目指名後、会見に応じた中嶋聡監督は、他球団と競合することなく獲得出来たことに「ホントにホッとしている」と安堵の表情。曽谷の印象については「腕の振りが強く角度のあるストレートを投げられる。先発でローテーションをしっかり守って軸になれる選手」と期待を寄せた。
取材・文=どら増田