阪神との競合制して浅野翔吾の交渉権を獲得
2022年度のプロ野球ドラフト会議で巨人は阪神との競合の末に浅野翔吾(高松商)の交渉権を獲得した。2位は慶應義塾大の萩尾匡也と1位と2位で強打の外野手を指名。3位は國學院大学の田中千晴、4位に創価大学の門脇誠、5位に西濃運輸の船迫大雅と即戦力候補を指名した。
20日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に来季から巨人の1軍投手チーフコーチに就任した阿波野秀幸氏が出演し、巨人のドラフト結果について語った。
全体的な印象を聞かれた阿波野氏は「チームでいうと1巡目を希望通りの選手(の交渉権)を獲得できたのはやっぱり満点と言いたくなる内容だと思います」と語り、「ずっとドラフトが当てられなかったので、ようやく(抽選を引けて)顔が上気するくらい(原監督は)喜んでいましたよね」久しぶりに抽選で交渉権を引き当てたことを称えた。
1位の浅野については「浅野君のVTRを見ていても下半身のたくましさは高校生の中では群を抜いていると思います。僕は打撃指導するわけじゃないんですけど、チームが苦しい時に助けてほしい」と語り、「(1軍に上がるまで)そんなにかからないんじゃないですかね」と即戦力への期待を口にした。
3位で指名した即戦力右腕の田中については「(巨人の投手陣は)若い選手がすごく伸びようとしている状態ですから、そこに加わってチーム内で競争できればよりいいんじゃないですかね」と期待を込めた。
■巨人の支配下指名選手
1位 浅野翔吾(外野手/高松商高)
2位 萩尾匡也(外野手/慶應義塾大学)
3位 田中千晴(投手/國學院大学)
4位 門脇 誠(内野手/創価大学)
5位 船迫大雅(投手/西濃運輸)
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』