SNS更新「私はニューヨーク・メッツと契約をしています」
ドラフト会議で日本ハムから3位指名を受けたメッツ傘下3A所属の加藤豪将選手(28)が21日、自身のTwitterを更新した。
加藤は「この度は日本ハムファイターズに指名していただき、驚いているとともに、とても光栄に思います」と率直な思いを綴ったが、「ただし現時点、私はニューヨーク・メッツと契約をしていますので、今後の事に関しては周囲と相談し、しっかり考えたいと思います」ともコメント。今後の去就については明言を避けた。
加藤は米カリフォルニア州出身で両親は日本人。2013年のMLBドラフトでヤンキースから2巡目指名(全体66位)を受けて入団した。10年目の今季はブルージェイズで待望のメジャーデビューを果たし、初安打もマーク。その後、3A降格を経てメッツへ移籍し、マイナーでプレーしていた。
NPBでプレーするにはドラフト指名を受ける義務があり、メジャー経験がある日本国籍の選手が指名されるのは、2007年の多田野数人(日本ハム1巡目=3Aサクラメント)以来15年ぶり。
加藤が多田野と同様に“逆輸入”という形で来日するのか、来季もアメリカでプレーを続行するのか…。その決断に視線が集まる。