カープ一筋「取ってもらったところで最後まで」
広島は21日、今季国内FA権を新規取得した野間峻祥選手(29)がFA権を行使せず、2023年シーズンもチームに残留することを発表した。
野間は村野工高から中部学院大を経て14年ドラフト1位で入団した外野手。18年にキャリア初となる規定打席に到達し17盗塁をマーク。
野手キャプテンを務めた今季は、新型コロナの影響もあり85試合の出場に留まったが、自己最高の打率.312(317-99)を記録した。
野間は球団公式HPを通じて、「また来年もカープでお世話になることを決めました。色々考えはしましたけど、やっぱり入ったところで、取ってもらったところで最後まで、もう一度お世話になるのが一番かなと思いました」と残留を報告。
ファンに対しては「街で会っても、『残ってください』とか声をかけてくださる方もいましたし、本当にプレーする中で力にもなっていますし、いつもありがたいという気持ちがあります。またこれからファンの皆さんに少しでも喜んでいただけるように、チームの為に頑張っていきたいと思います」とメッセージを送った。