【ナ・リーグ優勝決定シリーズ第3戦】
○ フィリーズ 4 － 2 パドレス ●
＜現地時間10月21日　シチズンズ・バンク・パーク＞

　フィリーズ（東地区3位/第6シード）対パドレス（西地区2位/第5シード）のリーグ優勝決定シリーズ（4戦先勝、最大7試合制）第3戦が21日（日本時間22日）に行われ、敵地での接戦を落としたパドレスの対戦成績は1勝2敗となった。

　パドレスはポストシーズンに入り安定していた先発・マスグローブが6回途中4失点で降板。中盤以降は要所で踏ん張れず、4回と6回はいずれも二死から適時打を浴びた。

　打線は相手のミスに乗じ5回までに2点を奪うも、1点を追う6回は一死一、三塁の好機で代打・ベルが痛恨の二ゴロ併殺。7回以降は3イニング連続で先頭打者が出塁したものの、つながりを欠き追加点を奪えなかった。9回にはハーフスイングのストライク判定に激昂したプロファーが退場。フラストレーションが溜まる敗戦となった。

　パドレスのメルビン監督は試合前、第1戦で7回2失点と好投しながら負け投手になったダルビッシュを、中4日で第5戦に先発させると明言。あすの第4戦はクレビンジャーが先発する予定となっている。