「決めたときもすぐ電話をしました」
広島は22日、今季国内FA権を新規取得した西川龍馬選手(27)がFA権を行使せず、2023年シーズンもチームに残留することを発表した。
西川は敦賀気比高から社会人の王子を経て、2015年のドラフト5位で入団した外野手。今季は故障離脱もあり97試合の出場にとどまったものの、打率.315(390-123)、10本塁打、53打点とバットでチームに貢献し、規定打席未到達ながら自己最高のOPS.822をマークした。
プロ7年目のシーズンで初めてFA権を取得し、その去就が注目されていたが、2023年シーズンも広島でプレーすることを決断。
「決断した時期は最近で、決め手は新井さんです。直接(監督と)話をしたかったんですけど、新井さんも忙しいので、電話で話をする中でそういう決断に至りました」と、新指揮官と相談を重ねる中で残留を決意したと明かした。
新井監督からは「一緒に頑張ろう」と言葉をもらったそうで、「決めたときもすぐ電話をしました。そのときもほっとしたと言ってもらえたので、しっかり頑張ろうと思います。今シーズンケガでなかなか思うようにいかなかったので、来年はケガなく1年間しっかりプレーしたいなと思います」と意気込み。新シーズンでのさらなる活躍を誓った。