FA権を行使したうえで残留
阪神は24日、所属する岩崎優投手(31)がFA権を行使したうえで、チームに残留することを発表。
球団を通じて、「団してからの9年間で1度も経験できていない”アレ”を目指して頑張ります」と意気込みを語った。
岩崎は清水東高から国士舘大を経て、2013年のドラフト6位で阪神に入団。
独特のフォームから伸びのある速球を投げ込むリリーフ左腕として地位を築き、9年間通算で383試合に登板。防御率は2.96という安定したはたらきを見せている。
意気込みで語った「アレ」とは、来季から新監督に就任する岡田彰布氏がかつて監督だった頃に多用していたもの。選手が意識しすぎないようにとの配慮から、「優勝」とは言わず「アレ」と表現したのがマスコミを通じてファンの間でも浸透した。
新生タイガースでも頼れるリリーフ陣の柱として、岩崎が“アレ”への原動力となるか。プロ10年目の来季も楽しみだ。
コメント
▼ 岩崎優
この度、FA権を行使した上で、阪神タイガースに残留することを決めました。
残留を決断した理由はたくさんありますが、1番は、阪神球団をはじめ、チームやファンの方々から「タイガースに残ってほしい」と言っていただいて、必要としてもらったことです。
やっぱりこのチームでこれからも頑張りたいと思いましたし、入団してからの9年間で1度も経験できていない”アレ”を目指して頑張ります。