日米通算18年目のシーズン前に構想外
巨人は25日、山口俊投手(35)と八百板卓丸選手(25)と来季の契約を結ばないことを発表した。
山口は柳ケ浦高から2005年の高校生ドラフト1位で横浜(現DeNA)に入団。16年オフに巨人へFA移籍し、投手三冠を達成した19年オフにはポスティングでメジャー挑戦。21年途中に巨人へ復帰していたが、今季は一軍1試合登板にとどまっていた。
NPBでは通算443試合に登板し、66勝66敗、25ホールド112セーブ、防御率3.36の成績。来年7月に36歳の誕生日を迎えるベテラン右腕は、日米通算18年目のシーズンを前に戦力外通告を受けた。
八百板は聖光学院高から14年育成ドラフト1位で楽天に入団。19年オフに自由契約を経て巨人と育成契約を結び、21年に支配下昇格。今季はキャリア最多39試合に出場したが、打率.227(44-10)でポジションを掴みきれず、8月21日に抹消されてからは再昇格することなく来季構想外となった。