侍ジャパンシリーズの始球式に登場する(左から)内海氏、糸井氏、内田氏

◆ “超人”糸井は札幌ドームに帰還

 NPBエンタープライズは28日、11月5日から開催する野球日本代表・侍ジャパンの強化試合『侍ジャパンシリーズ2022』の始球式に、今季限りで現役を引退した元侍ジャパンの内海哲也氏、糸井嘉男氏、元サッカー日本代表の内田篤人氏が登場することを発表した。

 内海氏は6日に東京ドームで行われる巨人戦で慣れ親しんだマウンドに登板し、代表含め現役時代にバッテリーを組んでいた巨人・阿部慎之助コーチを相手に1球を投じることが決定した。

 また、糸井氏は9日に札幌ドームで行われるオーストラリア戦で大役を任され、こちらもかつてプレーした古巣のマウンドで投球。

 シリーズ最終戦の10日・オーストラリア戦(札幌ドーム)では、元サッカー日本代表の内田氏が自身初の始球式に挑戦することになった。

 『侍ジャパンシリーズ2022』は来春3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を見据えた強化試合。5日から東京ドームで日本ハム、巨人と2連戦を戦った後、9日から札幌ドームに移ってオーストラリア代表と2連戦を戦う。

 始球式を務める3名のコメントは以下の通り。

◆ コメント全文

▼ 内海哲也

侍ジャパン強化試合という大きな舞台で、また東京ドームで始球式をさせていただけること、大変光栄です。

また、この強化試合が来年のワールド・ベースボール・クラシックで優勝をつかみ取るための過程になることを願っておりますし、侍ジャパンのユニフォームを着て戦う皆さまを、私も全力で応援したいと思います。

今回、2009、13年のWBCでともに戦った阿部さんが受けていただけるということで、緊張もありますが、非常に楽しみな想いです。一生懸命、務めさせていただきます。

▼ 糸井嘉男

私も日の丸を背負い、日本代表のプレッシャー、重圧の中でプレーさせてもらい、野球人として成長させていただきました。

若い侍ジャパンメンバーにもプレッシャーに打ち勝って、日本野球界の為にも大きく羽ばたいてほしいと思います。

そして来年のWBCに向けて、最初の国際試合、場所も育ててもらった札幌ドーム、感慨深いものがあります。

侍ジャパンの新たな船出!札幌ドームへの感謝の気持ちも含め、魂を込めて、一球を精一杯投げ込みたいとおもいます。

▼ 内田篤人

この度は、貴重な機会をいただきありがとうございます。私にとって初めての始球式です。小学生の時にソフトボールでサードを守っていた自分が知ったら喜ぶと思います。

強化試合やWBCを控えた選手たちの邪魔にならないように速やかに務め、自分も楽しみたいと思います。少しでも侍ジャパンの力になれればうれしいです。

この記事を書いたのは

藤田皓己

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