外国人選手7人中6人の退団が決定
阪神は28日、ラウル・アルカンタラ投手、ジョー・ガンケル投手、アーロン・ウィルカーソン投手、ジェフリー・マルテ選手、アデルリン・ロドリゲス選手、メル・ロハス・ジュニア選手と、2023年シーズンの契約を結ばないことを発表した。
今季の阪神は6月に左腕のチェン・ウェイン投手が退団し、7月に大砲候補のアデルリン・ロドリゲスを補強。外国人選手7人体制でシーズンを戦ったが、故障離脱に成績不振など、全員が効果的にチームに貢献することはできなかった。
昨季9勝を挙げたガンケルは今季5勝止まりで、昨季22本塁打・71打点を記録したマルテは、コンディションが整わず33試合の出場で1本塁打・27打点止まり。
来日2年目のアルカンタラは39登板で防御率4.70、ロハス・ジュニアは89試合の出場で打率.224、9本塁打と、鳴り物入りで韓国球界から補強した2選手も、安定したパフォーマンスを見せることは出来なかった。
今季加入したリリーフ右腕のカイル・ケラーを除き、6人の助っ人が退団することになった阪神。岡田彰布新監督のもと戦う2023年シーズンは、助っ人の陣容も刷新されることになった。