【SMBC日本シリーズ2022第6戦】
● ヤクルト 0 － 3 オリックス ○
＜10月29日　神宮＞

　ヤクルトは打線がわずか1安打と振るわず、今シリーズ2度目の完封負け。2勝1分けで迎えた第4戦から3連敗となり、一気に崖っぷちに追い込まれた。

　最後までホームが遠かった。初回、1番・塩見が中前打で出塁するも、2番・青木が二ゴロ併殺。4回と6回はいずれも連続四球でチャンスを迎えたが、このシリーズ好調の5番・オスナが2打席とも凡退するなど得点できなかった。

　先発の小川は5回まで無失点。しかし6回、二死二塁で4番・吉田正を申告敬遠で歩かせたあと、5番・杉本に決勝点となる右前適時打を許した。

　1点ビハインドで迎えた9回は、守護神・マクガフが致命的な2失点。3点を失い逆転サヨナラ負けを喫した第5戦同様、またも自らの失策で自滅してしまい、これで今シリーズは2試合連続の複数失点となった。