2022.10.29 18:30 | ||||
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神宮 |
新コーチが目指す「強いチーム」の打撃
巨人の打撃チーフコーチに就任した大久保博元氏(55)が29日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演し、オリックス・西野真弘選手(32)の打撃を称賛した。
西野は『SMBC日本シリーズ2022』第6戦の9回、オリックスが2-0とリードを広げ、なおも一死三塁とチャンスが続く場面で代打出場。カウント1-1からスコット・マクガフが投じた3球目のカットボールをすくい上げ右犠飛に。勝利を手繰り寄せる貴重な3点目を叩き出した。
大久保氏は「この打撃をできるチームが最後は強いんです。ヒット(狙い)じゃない犠牲心。この西野のガッツポーズね。巨人ナイン見たか!?と言いたくなる」と話し、西野が見せたフォア・ザ・チームに徹するバッティングを称賛した。
また、この打撃は守備側からすれば「外野フライしか打つ気がないバッティングですから。これはピッチャーも大変ですよ。ヒットを打ちにきてくれたほうが(バッテリーは)楽ですから。外野フライ狙いだと的は絞られるわ、(ヒッティング)ゾーンは上げられるわ…」と力説。
勝負どころで“1点を取る打撃”がいかに重要か、その価値の大きさを説いていた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』