ロッテの秋季練習が31日、ZOZOマリンスタジアムで行われた。
投手陣のキャッチボールでは、来季から一軍投手コーチを担当する黒木知宏コーチが廣畑敦也、東妻勇輔、佐々木千隼らのボールの軌道などを後ろや横からチェック。佐々木朗希がキャッチボール終わった後には、会話する場面も見られた。
野手陣は体幹トレーニング、走塁練習、打撃練習などで汗を流した。打撃練習では岡大海は左の打撃投手のときセンターから右方向、右投手はレフトスタンド中段に飛び込む特大のあたりを放つなど、センターからレフト方向の打球が多かった。白木のバットと焦げ茶のバットを使い分けて打った。
前日の打撃練習は左の打撃投手のみだった藤岡裕大と安田尚憲は、この日は右の打撃投手のみ打ち、藤岡はレフト、センター、ライトに広角に打ち分け、順番を待っている間に何かを確認するようにバットを振る場面も。安田は序盤、低いライナー性の打球でライトにスタンドインさせ、後半は滞空時間の長い当たりが多かった。引っ張り系の打球だけでなく、時折レフトやセンターにも飛球を放った。安田、藤岡ともに、ケージの外からスタッフにスマートフォンで打撃練習の様子を撮影してもらっていた。
山口航輝は白木のバットで打つことが多いが、この日はティー打撃のときから黒のバットを使用。打撃廻りでも黒のバットで打ち、右の打撃投手のときにはレフトスタンドに放り込めば、左の打撃投手のときにはセンターから右の打球がメイン。途中、黒のバットから白木のバットに変更して打っていた。
30日は股割りロングティーを行ったが、この日は全員で反対方向にロングティー。福浦コーチから「反対方向に!」という声が何度も飛ぶ。ある右打者は、「すみません!」とバックスクリーン付近に飛ばしてしまうと福浦コーチから「オイオイ、気をつけろ〜」と注意を受ける場面もあった。
ロングティー後、藤岡、安田、岡、髙部の4人は特打。その他の野手は、ランメニュー。特打はトスしてもらったボールをネットに向かって真上に打つティー打撃が2人、ケージの打撃練習(打撃投手(右 、途中から左)が投げる球、ゆるいマシンの球)をローテーションで打った。岡は白木のバット、焦げ茶のバットを使い分け。髙部は右の打撃投手の時はレフト方向の打球が多めで、右の打撃投手のときはセンターから左、途中から引っ張りの打球が増えた。
佐々木千隼、小野郁、佐々木朗希の3人は野手陣の特打が終わった後、一塁ベンチ前からレフトスタンド方向に向かってロングティー。佐々木千隼はレフトスタンドに打球が何本も飛んでいき、筆者が数えた限りでは10本以上柵越えを記録していた。
ちなみに佐々木千隼は、プロ1年目の17年に3打席立ったのを最後に1度も一軍で打席に立っていない。打撃廻りや交流戦で打席に立つ佐々木千隼を見てみたいと思うようなスイングをしていた。小野も2球連続で柵越えするなど、投手とは思えない当たりを放った。
藤岡と加藤は全部の練習メニューが終わったあと、秋季練習で恒例になりつつあるロングティー。スタッフがトスするボールを藤岡と加藤が交代で、30分以上打ち込んだ。
取材・文=岩下雄太
投手陣のキャッチボールでは、来季から一軍投手コーチを担当する黒木知宏コーチが廣畑敦也、東妻勇輔、佐々木千隼らのボールの軌道などを後ろや横からチェック。佐々木朗希がキャッチボール終わった後には、会話する場面も見られた。
野手陣は体幹トレーニング、走塁練習、打撃練習などで汗を流した。打撃練習では岡大海は左の打撃投手のときセンターから右方向、右投手はレフトスタンド中段に飛び込む特大のあたりを放つなど、センターからレフト方向の打球が多かった。白木のバットと焦げ茶のバットを使い分けて打った。
前日の打撃練習は左の打撃投手のみだった藤岡裕大と安田尚憲は、この日は右の打撃投手のみ打ち、藤岡はレフト、センター、ライトに広角に打ち分け、順番を待っている間に何かを確認するようにバットを振る場面も。安田は序盤、低いライナー性の打球でライトにスタンドインさせ、後半は滞空時間の長い当たりが多かった。引っ張り系の打球だけでなく、時折レフトやセンターにも飛球を放った。安田、藤岡ともに、ケージの外からスタッフにスマートフォンで打撃練習の様子を撮影してもらっていた。
山口航輝は白木のバットで打つことが多いが、この日はティー打撃のときから黒のバットを使用。打撃廻りでも黒のバットで打ち、右の打撃投手のときにはレフトスタンドに放り込めば、左の打撃投手のときにはセンターから右の打球がメイン。途中、黒のバットから白木のバットに変更して打っていた。
30日は股割りロングティーを行ったが、この日は全員で反対方向にロングティー。福浦コーチから「反対方向に!」という声が何度も飛ぶ。ある右打者は、「すみません!」とバックスクリーン付近に飛ばしてしまうと福浦コーチから「オイオイ、気をつけろ〜」と注意を受ける場面もあった。
ロングティー後、藤岡、安田、岡、髙部の4人は特打。その他の野手は、ランメニュー。特打はトスしてもらったボールをネットに向かって真上に打つティー打撃が2人、ケージの打撃練習(打撃投手(右 、途中から左)が投げる球、ゆるいマシンの球)をローテーションで打った。岡は白木のバット、焦げ茶のバットを使い分け。髙部は右の打撃投手の時はレフト方向の打球が多めで、右の打撃投手のときはセンターから左、途中から引っ張りの打球が増えた。
佐々木千隼、小野郁、佐々木朗希の3人は野手陣の特打が終わった後、一塁ベンチ前からレフトスタンド方向に向かってロングティー。佐々木千隼はレフトスタンドに打球が何本も飛んでいき、筆者が数えた限りでは10本以上柵越えを記録していた。
ちなみに佐々木千隼は、プロ1年目の17年に3打席立ったのを最後に1度も一軍で打席に立っていない。打撃廻りや交流戦で打席に立つ佐々木千隼を見てみたいと思うようなスイングをしていた。小野も2球連続で柵越えするなど、投手とは思えない当たりを放った。
藤岡と加藤は全部の練習メニューが終わったあと、秋季練習で恒例になりつつあるロングティー。スタッフがトスするボールを藤岡と加藤が交代で、30分以上打ち込んだ。
取材・文=岩下雄太