リーグトップクラスの捕手は争奪戦へ…
西武は1日、森友哉選手(27)が今季新規取得した国内FA権を行使することを発表した。
森は大阪桐蔭高から2013年ドラフト1位で西武に入団。ルーキーイヤーから一軍戦力として活躍し、19年には首位打者、ベストナイン、リーグMVPを受賞。チームの連覇に大きく貢献した。
9年目の今季は102試合に出場し打率.251、8本塁打、38打点、OPS.718と打撃面での数字は落としたものの、正捕手としてリーグ1位のチーム防御率を誇った投手陣をリード。FA権を取得した今オフは去就が注目されていたが、正式に権利行使の意思を表明した。
今後は10日に日本野球機構(NPB)よりFA宣言選手として公示され、翌日11日から全12球団との契約交渉が解禁される。
森が球団を通じて発表したコメントは以下の通り。
▼ 森友哉選手のコメント
このたびFA権を行使しました。
ライオンズに入団して以来、ここまで育てていただき、そのおかげで手にした権利ですので、ライオンズには本当に感謝しています。
シーズン中に権利を取得しましたが、権利のことを意識し始めたのはシーズンが終わってからです。
それまでは、リーグ優勝もかかっていましたし、また何とかCSを勝ち上がりたいということで頭がいっぱいでした。
球団の方と話をさせていただくなかで、自分のことを必要としてくれているという思いを強く感じました。
その一方で、自分に興味を持ってくれる球団があれば、その話も聞いてみたいと思っています。
今後、自分なりに頭の中を整理して、将来について考えるつもりです。
まずは、選んでいただいた侍ジャパンで、チームに貢献できるよう集中して臨みたいです。