アストロズはマクラーズがスライド登板
10月31日(日本時間11月1日)にフィラデルフィアで行われる予定だったフィリーズ(ナ・リーグ東地区3位)対アストロズ(ア・リーグ西地区1位)のワールドシリーズ(WS)第3戦は雨天延期。フィリーズのロブ・トムソン監督代行(59)は水入りに伴い、先発投手の変更を発表した。
当初、第3戦の先発は今夏のトレードでエンゼルから加入したシンダーガードの予定だったが、右腕をスライドさせず、レギュラーシーズンで10勝7敗、防御率3.65をマークした左腕のスアレスを投入する。
スアレスは今ポストシーズン4試合に登板(2先発、2救援)し防御率1.86。直近2登板は大事な場面でリリーフ起用されており、パドレスとのリーグ優勝決定シリーズ第5戦では胴上げ投手となった。ワールドシリーズ第1戦でも5-5の同点に追いついたあと、イニングまたぎで2/3回を無失点。アストロズの左の強打者・アルバレスを空振り三振に仕留めるなど、チームの逆転勝利に貢献した。
フィリーズはワールドシリーズに入り、ノラとウィーラーの先発2枚看板が揃って5失点KO。1勝1敗で迎える第3戦へ、万能左腕にかかる期待は大きい。
対するアストロズは、当初から第3戦の先発予定だったマクラーズがスライド登板。マクラーズは今ポストシーズン2試合とも先発し、防御率2.45と安定している。