今季は6勝挙げた左腕「来年こそはシーズン通して怪我なく…」
楽天は1日、今季国内FA権を新規取得した辛島航投手(32)が残留することを発表した。
辛島は飯塚高から2008年ドラフト6位で入団した左腕。4年目の12年にプロ初勝利を含む8勝を挙げると、14年には自身初の規定投球回数に到達。その後は規定に届かないシーズンが続いているが、14年、17年に8勝、19年には9勝をマークするなど、通算14シーズンで55勝を挙げている。
今季は17試合(90回)に登板し6勝4敗、防御率3.40を記録し、国内FA権を新規取得。人的補償の必要がないCランクと見られ、FA宣言した際は争奪戦になる可能性もあったが、球団を通じて正式に「残留」を表明した。
辛島が発表したコメントは以下の通り。
▼ 辛島航投手
楽天イーグルスに残留することに決めました。
球団から良い評価をしていただき、ありがたく思います。
来年こそはシーズン通して怪我なく、チームの勝利に貢献し、2013年以来の日本一になれるよう精一杯頑張ります。