ニュース 2022.11.02. 19:09

アストロズ先発マクラーズ7失点KO…シーズン8戦4被弾右腕が悪夢の1試合5被弾

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5回途中7失点で降板するアストロズ先発・マクラーズ(左端)
【ワールドシリーズ第3戦】
○ フィリーズ 7 - 0 アストロズ ●
<現地時間11月1日 シチズンズ・バンク・パーク>

 フィリーズ(ナ・リーグ東地区3位)対アストロズ(ア・リーグ西地区1位)のワールドシリーズ(WS=4戦先勝、最大7試合制)第3戦が1日(日本時間2日)に行われ、アストロズは先発のランス・マクラーズ投手(29)が5回途中7失点と崩れ完敗。今シリーズの対戦成績は1勝2敗となった。

 マクラーズは初回、4番・ハーパーに先制2ランを浴びると、2回にも2本のソロ本塁打を食らい早くも3被弾。5回は1番・シュワバーに中越え2ラン、続くホスキンスに左越えソロを浴び、5回途中6安打7失点でノックアウトされた。個人の1試合5被弾は、WSだけでなくポストシーズンのワースト記録。この日は味方打線の援護もなく、マクラーズはポストシーズン通算3敗目(2勝)を喫した。

 昨年のポストシーズンで右手を痛め、今年の初登板は8月中旬。復帰後は先発ローテーションに入り、8試合で4勝2敗、防御率2.27をマークし地区優勝に貢献した。計47回2/3を投げ、打たれた本塁打はわずか4本。ポストシーズンでも2試合に先発し、勝敗はつかなかったもの2戦合計で防御率2.45を記録。2試合とも被本塁打は0だった。

 それだけに、現地では「フィリーズ打線に癖を見抜かれていたのでは?」との見方が絶えないが、マクラーズは「ちょっと信じられなかった」と振り返りつつも癖の有無については否定。「かなりやられてしまったが、現時点でできることは第7戦に向けて準備することだけだ」と前を向いた。

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