○ KOBE CHIBEN 7 - 1 高校女子野球選抜 ●
<11月3日・東京ドーム>
元メジャーリーガーのイチロー氏(49)が率いる『KOBE CHIBEN』と高校女子野球選抜のエキシビジョンマッチが3日に東京ドームで開催され、イチローが9回・131球を投げ、2安打1失点で完投勝利した。
イチローは初回に1点を失うも、2回以降は危なげない内容で熱投。打者としては4打席ノーヒットに終わったものの、投手としては130キロ前後のストレートを軸に毎回14奪三振の快投で貫禄を示した。
この一戦には元メジャーリーガーの松坂大輔氏(42)も参加し、「4番・遊撃」で先発フル出場。木製バットを手に4打数3安打の大暴れで、守備でもセンターに抜けようかという当たりを華麗にさばいた。走塁ではアウトカウントを間違えダブルプレーを献上する場面もあったが、攻守に存在感を発揮した。
松坂は試合後のインタビューで「イチローさんのこの試合にかける情熱と、女子高生の皆さんの熱量に全力で応えたいと思いました」とプレーに込めた思いを明かし、「この試合に参加することが、これからの僕のモチベーションの一つになると思って、来年のためにまたしっかり1年間かけて体を作って臨みたいなと思います」と今後もKOBE CHIBENの活動に参加する意思を表明した。
また、イチローは「なにより大事なことは3年生たちにとって目標になるような、そういう取り組みでありたいと思っている」と、昨年から2年連続で開催したエキシビジョンマッチの意義を語り、「会場にいらしていただくことが、それを支えることになるので。僕たちも頑張ります。大輔も頑張ります。どこまで自分がアスリートとして出来るかわからないですけど、僕はこれで限界に挑戦したいと思っているので、是非この取り組みを応援してもらいたいですね」とファンに呼びかけた。
球界のレジェンドとともにインタビューに応じた高校女子野球選抜の澤田百華投手(作新学院高)は「小さい頃に見ていたイチローさんが自分の近くにいるのにびっくりしているし、小さい頃の自分に野球を続けてきてよかったなと言ってあげたい」と感無量。
イチローから初回に先制適時三塁打を放った森崎杏選手(福知山成美高)は、イチローの打撃練習からヒントを得たようで「真似したら結果が出た。イチローさんのおかげです」と笑顔で振り返り、チーム2本目となる安打を放った真砂寧々選手(履正社高)は「ここで学んだことをしっかりチームメートに伝えたいと思います」と話した。
高校女子野球界とイチローの“真剣勝負”は2年連続2度目。今年はほっともっとフィールド神戸から東京ドームに開催球場を移し、東海大高輪台高と習志野高の吹奏楽部も応援団として熱戦を彩った。
<11月3日・東京ドーム>
元メジャーリーガーのイチロー氏(49)が率いる『KOBE CHIBEN』と高校女子野球選抜のエキシビジョンマッチが3日に東京ドームで開催され、イチローが9回・131球を投げ、2安打1失点で完投勝利した。
イチローは初回に1点を失うも、2回以降は危なげない内容で熱投。打者としては4打席ノーヒットに終わったものの、投手としては130キロ前後のストレートを軸に毎回14奪三振の快投で貫禄を示した。
この一戦には元メジャーリーガーの松坂大輔氏(42)も参加し、「4番・遊撃」で先発フル出場。木製バットを手に4打数3安打の大暴れで、守備でもセンターに抜けようかという当たりを華麗にさばいた。走塁ではアウトカウントを間違えダブルプレーを献上する場面もあったが、攻守に存在感を発揮した。
松坂は試合後のインタビューで「イチローさんのこの試合にかける情熱と、女子高生の皆さんの熱量に全力で応えたいと思いました」とプレーに込めた思いを明かし、「この試合に参加することが、これからの僕のモチベーションの一つになると思って、来年のためにまたしっかり1年間かけて体を作って臨みたいなと思います」と今後もKOBE CHIBENの活動に参加する意思を表明した。
また、イチローは「なにより大事なことは3年生たちにとって目標になるような、そういう取り組みでありたいと思っている」と、昨年から2年連続で開催したエキシビジョンマッチの意義を語り、「会場にいらしていただくことが、それを支えることになるので。僕たちも頑張ります。大輔も頑張ります。どこまで自分がアスリートとして出来るかわからないですけど、僕はこれで限界に挑戦したいと思っているので、是非この取り組みを応援してもらいたいですね」とファンに呼びかけた。
球界のレジェンドとともにインタビューに応じた高校女子野球選抜の澤田百華投手(作新学院高)は「小さい頃に見ていたイチローさんが自分の近くにいるのにびっくりしているし、小さい頃の自分に野球を続けてきてよかったなと言ってあげたい」と感無量。
イチローから初回に先制適時三塁打を放った森崎杏選手(福知山成美高)は、イチローの打撃練習からヒントを得たようで「真似したら結果が出た。イチローさんのおかげです」と笑顔で振り返り、チーム2本目となる安打を放った真砂寧々選手(履正社高)は「ここで学んだことをしっかりチームメートに伝えたいと思います」と話した。
高校女子野球界とイチローの“真剣勝負”は2年連続2度目。今年はほっともっとフィールド神戸から東京ドームに開催球場を移し、東海大高輪台高と習志野高の吹奏楽部も応援団として熱戦を彩った。