○ イチロー選抜KOBE CHIBEN 7 - 1 高校野球女子選抜 ●
<3日・東京ドーム>
イチロー選抜 KOBE CHIBEN-高校野球女子選抜が3日、東京ドームで行われ、イチロー選抜KOBE CHIBENが7-1で勝利した。
イチローさんは9回・131球を投げ1失点の完投勝利。「ボロボロです」と笑顔で話し、「でも、この試みは僕自身もアスリートとしての限界を見られる良いチャンスなので、今日もボロボロになるまでやろうと思っていました。これは現役のプロ野球選手なら絶対にできない事なので、今日は今日の限界をみたような気がして、凄く調子が良かったです」と、心地の良い疲れだったようだ。
また、東京ドームでの試合開催ということで、イチローさんは「3年半前、2019年に東京ドームで引退試合をやったんですけど、こういう形で戻って来られて感無量ですね」と感激した様子。
昨年に続いて高校野球女子選抜との試合についてもイチローさんは「去年初めての試みで、神戸で試合を行ったんですけど、高校3年生の、女子高生達の大きなモチベーションになったら良いなという想いで。僕がピッチャーで130キロくらい。女子だと中々130キロ投げられないと思うんですよね。でも良いバランスでゲームが出来るんじゃないかなと。今日は松坂選手も加わってくれて、新たにこういうステージがあるというのは、とても良い事になるのでないかと信じて今日戦いました」と話した。
昨季限りで現役を引退した松坂大輔さんは第1打席にファースト強襲内野安打を含む3安打の活躍。
イチローさんは「大輔は初ヒットのボール一つも持っていないんですって」と明かすと、松坂さんは「そうですね。プロ入り2年目にしてグリーンスタジアムで代打で出て初ヒットを打ったボールももらってないですし、甲子園で打った初ホームランのボールももらっていませんし、ワールドシリーズでヒットを打ったボールも貰っていません。打ったボールに関しては一個ももらった事ないので」というエピソードを披露。
「だから、今日は必ず取るからって言って。ヒットのボールを初めて大輔に渡すんです」とイチローさん。松坂さんは「イチローさんから渡されました。ボストンの家に飾りたいと思います」とのことだ。
「僕は今年初めて参加させてもらったんですけど、イチローさんのこの試合にかける情熱と、今日女子高生の皆さんと対戦して、熱量を感じてそれに全力で答えたいと思いました。この試合に参加することが、これからの僕のモチベーションの一つになると思うので、来年またしっかり1年間かけて身体を作り、臨みたいなと思います」と決意した。
▼ イチローさんと松坂さんからのメッセージ
イチローさん
「今日のこのゲームは、この会場にいるすべての方が作り上げてくれた物だと思います。ブラスバンドの応援、ファンの皆様、KOBECHIBENの仲間、女子高生たち、みんなが凄く良い空気の中で野球が出来て、でも真剣勝負で。何とも言えない充実感があります。何より大事なのは、女子高生達にとってこのゲームが目標になる様な、そういう取り組みでありたいと思っています。こうして会場にいらっしゃってくれることが支えになります。僕達も大輔も頑張ります。どこまで自分がアスリートとして行けるかわからないですけど、僕はこれで限界に挑戦したいと思ってるので、是非応援してくれたら嬉しいですね」
松坂大輔さん
「今日これだけの方が来てくれるなんて知らなかったのでびっくりしました。それと同時にこれに応えなければいけないなと思いましたし、見に来て良かったなと思って頂いたなら、今日参加して良かったと思います」
(取材=ニッポン放送アナウンサー・大泉健斗)
<3日・東京ドーム>
イチロー選抜 KOBE CHIBEN-高校野球女子選抜が3日、東京ドームで行われ、イチロー選抜KOBE CHIBENが7-1で勝利した。
イチローさんは9回・131球を投げ1失点の完投勝利。「ボロボロです」と笑顔で話し、「でも、この試みは僕自身もアスリートとしての限界を見られる良いチャンスなので、今日もボロボロになるまでやろうと思っていました。これは現役のプロ野球選手なら絶対にできない事なので、今日は今日の限界をみたような気がして、凄く調子が良かったです」と、心地の良い疲れだったようだ。
また、東京ドームでの試合開催ということで、イチローさんは「3年半前、2019年に東京ドームで引退試合をやったんですけど、こういう形で戻って来られて感無量ですね」と感激した様子。
昨年に続いて高校野球女子選抜との試合についてもイチローさんは「去年初めての試みで、神戸で試合を行ったんですけど、高校3年生の、女子高生達の大きなモチベーションになったら良いなという想いで。僕がピッチャーで130キロくらい。女子だと中々130キロ投げられないと思うんですよね。でも良いバランスでゲームが出来るんじゃないかなと。今日は松坂選手も加わってくれて、新たにこういうステージがあるというのは、とても良い事になるのでないかと信じて今日戦いました」と話した。
松坂さん3安打の活躍
昨季限りで現役を引退した松坂大輔さんは第1打席にファースト強襲内野安打を含む3安打の活躍。
イチローさんは「大輔は初ヒットのボール一つも持っていないんですって」と明かすと、松坂さんは「そうですね。プロ入り2年目にしてグリーンスタジアムで代打で出て初ヒットを打ったボールももらってないですし、甲子園で打った初ホームランのボールももらっていませんし、ワールドシリーズでヒットを打ったボールも貰っていません。打ったボールに関しては一個ももらった事ないので」というエピソードを披露。
「だから、今日は必ず取るからって言って。ヒットのボールを初めて大輔に渡すんです」とイチローさん。松坂さんは「イチローさんから渡されました。ボストンの家に飾りたいと思います」とのことだ。
「僕は今年初めて参加させてもらったんですけど、イチローさんのこの試合にかける情熱と、今日女子高生の皆さんと対戦して、熱量を感じてそれに全力で答えたいと思いました。この試合に参加することが、これからの僕のモチベーションの一つになると思うので、来年またしっかり1年間かけて身体を作り、臨みたいなと思います」と決意した。
▼ イチローさんと松坂さんからのメッセージ
イチローさん
「今日のこのゲームは、この会場にいるすべての方が作り上げてくれた物だと思います。ブラスバンドの応援、ファンの皆様、KOBECHIBENの仲間、女子高生たち、みんなが凄く良い空気の中で野球が出来て、でも真剣勝負で。何とも言えない充実感があります。何より大事なのは、女子高生達にとってこのゲームが目標になる様な、そういう取り組みでありたいと思っています。こうして会場にいらっしゃってくれることが支えになります。僕達も大輔も頑張ります。どこまで自分がアスリートとして行けるかわからないですけど、僕はこれで限界に挑戦したいと思ってるので、是非応援してくれたら嬉しいですね」
松坂大輔さん
「今日これだけの方が来てくれるなんて知らなかったのでびっくりしました。それと同時にこれに応えなければいけないなと思いましたし、見に来て良かったなと思って頂いたなら、今日参加して良かったと思います」
(取材=ニッポン放送アナウンサー・大泉健斗)