待望の御堂筋Vパレード
パ・リーグを連覇し、26年ぶりの日本一に輝いたオリックスが3日、大阪市の御堂筋で優勝パレードを実施。主催者発表30万人の観衆とともに日本一を祝った。
昨年、コロナ禍を考慮し「バーチャルパレード」を開催していたオリックスにとっては待望の瞬間だった。吉村洋文大阪府知事と松井一郎大阪市長の“御堂筋でのパレード構想”も日本一という最高の形でついに実現。大阪のメインストリートに、オリックスのユニフォームを着用したファンが集結した。
御堂筋での優勝パレードは2005年の阪神以来17年ぶり。今回のパレードは、大阪の各所をライトアップする『大阪・光の饗宴2022』開宴式の企画として開催された。
チームを指揮した中嶋聡監督は「みなさんの声援のおかげで日本一になれました。盛大なパレードを本当に嬉しく思います」と挨拶。勇退を表明している宮内義彦オーナーも笑顔でファンに感謝の言葉を伝え、選手はオープンカーに乗り込み沿道のファンに手を振った。
ゴールに達すると、宗佑磨選手は「ヤバかった。向こう(死角)にもいるんですか?すごいですね」と、現地に駆け付けたファンの熱狂ぶりに驚いていた。
オリックスは11月23日に本拠地・京セラドーム大阪にてファン感謝イベント『Bsファンフェスタ2022』を開催予定。まだまだ祝福ムードは続きそうだ。
取材・文=どら増田