栗山体制トップチームの初戦
11月5日に東京ドームで行われる野球日本代表の強化試合「侍ジャパンシリーズ2022」日本ハム戦(13時30分開始)の予行先発投手が発表された。
栗山英樹監督が率いる侍ジャパンは、石川柊太投手(30=ソフトバンク)が先発。対する新庄剛志監督率いる日本ハムは、上沢直之投手(28)が先発マウンドに上がる。
石川は育成出身9年目の右腕。2020年に最多勝と最高勝率のリーグ2冠に輝き、今季は23試合に登板し7勝10敗、防御率3.37の成績。当初はメンバー外だったが、右肘の故障で出場を辞退した森下暢仁(広島)の代替選手として追加招集されていた。
石川は18年秋の日米野球のメンバーに選出されていたが、故障で出場辞退しており、4年越しの代表初参加。「あの時辞退した悔しさは今でも覚えていますし、こういうチャンスを頂けたことは感謝しかない。その思いを全力でぶつけたい」と待望の代表初マウンドへ意気込んだ。
また、代表トップチームでの初陣を迎える栗山監督は「いよいよだなっていうのと、練習を見ていると、やっぱり本当に野球のレベルが高い。楽しみな試合ができるはずだと、そういう風に思っています」とコメント。
初戦の先発を任せる石川については「最初でプレッシャーかかるかもしれませんけど、それを打ち破れる投手だと思っている。しっかりスタートしてくれると、プレッシャーをかけますけど…(笑)良いピッチャーであることは間違いないのでね」と期待を寄せた。
5日・日本ハム戦の模様はテレビ朝日系列、BS朝日にてリレー中継される。