4イニング目に集中打浴び3失点
野球日本代表・侍ジャパンの石川柊太投手(ソフトバンク)が5日、東京ドームで行われた強化試合「侍ジャパンシリーズ2022」日本ハム戦に先発し、4回3失点で降板した。
初回は全球ストレートで3者凡退。その後はパワーカーブやカットボールも織り交ぜながら3回まで無失点に抑えた。
しかし、2-0で迎えた4回、先頭の2番・江越大賀に左翼線二塁打で出塁されると、4番・野村佑希に中前適時打、さらに6番・上川畑大悟に右前適時打、7番・宇佐見真吾に左中間適時二塁打と、集中打を浴びて3失点。高めに浮いたボールを痛打され、逆転を許した。
来春3月のWBCでも使用される国際球で4イニング66球を投げ、5安打3失点で降板した石川は、「日本代表として初めての登板で緊張しました。ボールは思っていたより違和感なく投げられ、変化球でもカウントが取れたのは収穫でした。失点した回は反省したいです」と投球を振り返った。