【侍ジャパンシリーズ2022】
● 巨人 4 ― 8 侍ジャパン ○
＜11月6日　東京ドーム＞

　野球日本代表「侍ジャパン」は6日、巨人と強化試合を行い逆転勝利。「4番・三塁」で先発出場したヤクルトの村上宗隆内野手（22）が2打席連続本塁打を放った。

　侍ジャパンは1－4と3点を追う7回、7番・佐藤輝（阪神）の右前適時打で反撃開始。8回は4番・村上が2戦連発となる右越え2ランを放ち4－4の同点に追いついた。5番・山田（ヤクルト）も左越えソロで続き、ヤクルト勢の2者連続アーチで一気に逆転。さらに、8番・甲斐（ソフトバンク）の中前適時打で6－4とリードを広げた。

　9回は1番・塩見（ヤクルト）が左越えソロを放ち7点目。さらに、村上が2打席連発となるダメ押しソロを左翼席へ運び8－4とした。村上は代表戦でも存在感を見せつけ圧巻の2戦3発。この日は4本塁打すべてをヤクルトの選手が放った。

　先発の與座（西武）は、主力を並べた巨人打線に捕まり4回7安打4失点（自責点3）で降板。それでも5回以降は、宮城（オリックス）が2回1安打無失点、湯浅（阪神）は1回パーフェクト、山﨑颯（オリックス）は2回パーフェクトと無失点救援で締めた。