【侍ジャパンシリーズ2022】
● 巨人 4 ― 8 侍ジャパン ○
<11月6日 東京ドーム>
巨人は侍ジャパンを相手に逆転負け。投打にポジティブな収穫もあった一方で、原辰徳監督は終盤に崩れた一部の投手陣へ向けて苦言も呈した。
先発マウンドを任された井上温大は、140キロ代後半の伸びあるストレートを軸に、3回まで毎回4奪三振、無失点と快投。日本プロ野球界を代表する精鋭を相手に物怖じすること無く持ち味を発揮した。
高卒3年目21歳が見せた堂々たるピッチングに、原監督は「今日はある意味最終の試合ですから、そこにターゲットを絞りながら結果を出したことは大きい。本人にとっても大きいし、チームにとっても良いニュースとして入ってきましたね」と頷いた。
また、シーズン後半からチームを支えてきた中田翔が3打数2安打、秋季練習にも参加しているウォーカーが一時勝ち越しとなる3ランを放ちマルチ安打。好調な主軸に加え「9番・右翼」で抜擢された育成2年目の保科広一も、タイブレークを含め2安打と快音を響かせた。
ただ、保科に関しては守備で失点につながる落球もあり、原監督は「非常にバッティングは良いものが出た。あえて言うならば野球というチームスポーツの中で、やや厳し目のことを言うと、凡プレー、タイブレークにおいても、ライト前のヒットでセカンドランナーを簡単にこさせるような守備をしている意識という点ではまだまだ勉強。反省という意味で、彼にとってはいい経験になると思います」と指摘し、今後のさらなる成長に期待を込めた。
好投した井上の後は、赤星優志、直江大輔、大江竜聖、菊地大稀と伸びしろある投手陣が7回まで2失点(自責点1)で抑えていたものの、終盤は8回に育成ルーキーの京本眞が村上宗隆に同点2ランを被弾し、6年目の堀岡隼人が決勝被弾を含む3安打2失点、5年目の鍬原拓也も1回2被弾2失点と力の差を見せつけられる展開。タイブレーク練習では畠世周が3安打に暴投も絡んで4失点と崩れた。
指揮官は「育成の選手は今日の経験値を彼らの力にしてくれれば」とした一方で、一軍での登板経験もある一部投手陣に対して「むしろ実績を残しているピッチャーたちは、読売ランドで何を練習しているのかなと、コーチは何を指導しているのかなと。あえて名前は出しませんけど、そういうふうに感じました」と厳しく指摘した。
● 巨人 4 ― 8 侍ジャパン ○
<11月6日 東京ドーム>
巨人は侍ジャパンを相手に逆転負け。投打にポジティブな収穫もあった一方で、原辰徳監督は終盤に崩れた一部の投手陣へ向けて苦言も呈した。
先発マウンドを任された井上温大は、140キロ代後半の伸びあるストレートを軸に、3回まで毎回4奪三振、無失点と快投。日本プロ野球界を代表する精鋭を相手に物怖じすること無く持ち味を発揮した。
高卒3年目21歳が見せた堂々たるピッチングに、原監督は「今日はある意味最終の試合ですから、そこにターゲットを絞りながら結果を出したことは大きい。本人にとっても大きいし、チームにとっても良いニュースとして入ってきましたね」と頷いた。
また、シーズン後半からチームを支えてきた中田翔が3打数2安打、秋季練習にも参加しているウォーカーが一時勝ち越しとなる3ランを放ちマルチ安打。好調な主軸に加え「9番・右翼」で抜擢された育成2年目の保科広一も、タイブレークを含め2安打と快音を響かせた。
ただ、保科に関しては守備で失点につながる落球もあり、原監督は「非常にバッティングは良いものが出た。あえて言うならば野球というチームスポーツの中で、やや厳し目のことを言うと、凡プレー、タイブレークにおいても、ライト前のヒットでセカンドランナーを簡単にこさせるような守備をしている意識という点ではまだまだ勉強。反省という意味で、彼にとってはいい経験になると思います」と指摘し、今後のさらなる成長に期待を込めた。
好投した井上の後は、赤星優志、直江大輔、大江竜聖、菊地大稀と伸びしろある投手陣が7回まで2失点(自責点1)で抑えていたものの、終盤は8回に育成ルーキーの京本眞が村上宗隆に同点2ランを被弾し、6年目の堀岡隼人が決勝被弾を含む3安打2失点、5年目の鍬原拓也も1回2被弾2失点と力の差を見せつけられる展開。タイブレーク練習では畠世周が3安打に暴投も絡んで4失点と崩れた。
指揮官は「育成の選手は今日の経験値を彼らの力にしてくれれば」とした一方で、一軍での登板経験もある一部投手陣に対して「むしろ実績を残しているピッチャーたちは、読売ランドで何を練習しているのかなと、コーチは何を指導しているのかなと。あえて名前は出しませんけど、そういうふうに感じました」と厳しく指摘した。