札幌ドーム“初登板”で感触を確認
野球日本代表・侍ジャパンの佐々木朗希投手(ロッテ)が8日、オーストラリアとの強化試合を前に公式練習へ参加。栗山英樹監督が10日の同戦に佐々木朗を先発登板させることを明言した。
全体練習の合間にマウンドへ上がると、中村悠平(ヤクルト)を相手に立ち投げを披露。「(捕手を)座らせてみないとわからないですけど、高さだったり、硬さだったりの特徴を少しは確認できた」と、初登板となる札幌ドームのマウンドを踏みしめた。
投手によっては順応に苦戦するというWBC使用球について「もちろん違いは感じる」としつつも、「そのなかでストレートとかはブルペンでそこまで変わらず投げられている。残り少ないですけど変化球も試しながら、バッターが立ったときの変化を感じながら投げていきたい」と話した。
練習前の会見で佐々木朗の登板予定を明かした栗山監督は、9日の同戦に先発する今永昇太投手(DeNA)も含め、「まずは自分の持っているものを出してほしいし、出してくれればしっかりと相手を抑えてくれると信じて送り出すので」と先発指名した2人に期待。
続けて「僕にとっても初めての海外のチームとの戦いなので、本当に大切に明日からの2試合を戦っていきます」と意気込みを口にした。