6年間で通算69試合に登板
オリックスは9日、阪神を自由契約となった小野泰己投手(28)の獲得を発表。
育成選手としての契約で、背番号は未定。
折尾愛真高から富士大を経て、2016年のドラフト2位で阪神に入団した右腕。最速157キロを誇るストレートを武器に通算69試合に登板したが、一軍定着は叶わず。今季は5試合に登板して勝ち負けなし、防御率1.80という成績だった。
8日に行われたトライアウトには姿はなかったが、同じ関西を拠点とするオリックスが獲得を表明。オリックスと言えば、育成出身の宇田川優希が先日の日本シリーズでヒーローになったように、育成契約から這い上がったパワーピッチャーの活躍が目立っている。
小野もこの良い流れに乗って、一軍のマウンドに返り咲くことができるだろうか。