吉田と高野がテストのため秋季練習参加
ロッテの秋季練習が10日、ZOZOマリンスタジアムで行われた。
10日から2日間、吉田一将投手と高野圭佑投手がテストのため秋季練習に参加。吉田投手と高野投手は本日の練習前に秋季練習に参加している選手たちの前で挨拶。ウォーミングアップはマリーンズの選手たちと一緒に行い、その後はマリーンズの選手たちとは別に個別でトレーニング。
その後、吉田と高野の2人は外野でキャッチボールし、11時すぎに室内でのブルペンでの投球練習だろうか、ブルペン捕手、黒木知宏一軍投手コーチらとともにブルペンの方向に歩いて行った。11時30分すぎに再びグラウンドに戻ってきて、外野のポール間をランニングしてベンチ裏へと下がった。
福浦コーチも打撃練習!?
打撃練習では安田尚憲が左、右の打撃投手ともにライト方向の打球が中心で、ライトスタンドに突き刺す当たりも。自分の順番が来るまでの間、福浦和也コーチから打撃指導を受けていた。
藤原恭大は引っ張った打球もあったが、左中間にライナー性の強い打球が目立った。山口航輝は左、右の打撃投手ともに序盤、センターから反対方向の打球が中心で、終盤はレフトスタンド上段に滞空時間の長い当たりを放っている場面が多かったように感じた。(安田と並んで打っており、筆者が安田の打球を見ているときに山口も打っていたため)。
打撃練習が終了した後には、安田と藤原が三塁ベンチ前からレフトスタンド方向、山口と山本が三塁ベンチ前からレフトポール際に向かって豪華4人によるロングティー。安田が自身の打撃のチェックポイントだろうか、つぶやきながらレフトスタンドに向かって打てば、山口は左足を大きく上げて打った滞空時間の長い当たりがどんどんレフトポール際に吸い込まれていく。山本はレフトポールに打球が当たるとガッツポーズして喜び、藤原は最後の1球でレフトスタンドに打ち込んだ。
山本はロングティーが終わった後、一旦ベンチ裏に下がったが、再びグラウンドに姿を見せティー打撃。バットを振って、振って振りまくった。
また、野手がベンチ裏でトレーニングだろうか、グラウンドに選手があまりいない時間帯に福浦コーチがティー打撃、ケージに入って打撃練習する場面も。センター、ライト方向に鋭い当たりを連発した。
投手陣は小島和哉、本前郁也がマウンドでピッチング。小島が投球練習しているときに黒木知宏コーチは小島の斜め後ろで見つめたり、キャッチャーの後ろで軌道を確かめる場面もあった。
取材・文=岩下雄太