涌井「新しい友達作りを柳に…」
楽天と中日は15日、涌井秀章投手(36)と阿部寿樹選手(32)のトレードが成立したと発表した。
楽天から中日へ移籍する涌井は、プロ18年間で通算154勝を挙げているベテラン右腕。今季は故障離脱の影響もあり10試合登板にとどまったものの4勝3敗、防御率3.54をマーク。西武、ロッテ、楽天に続く自身4球団目で、初のセ・リーグ移籍となる。
中日から楽天へ移籍する阿部は、12月に33歳の誕生日を迎える来季プロ8年目の内野手。今季はキャリア初の左翼にも挑戦し、133試合の出場で打率.270、9本塁打、57打点、OPS.735をマーク。広角に打ち分ける打撃を武器にチームを支えた。
今オフはBIGBOSSこと新庄剛志監督が率いる日本ハムを中心にトレードが頻発しており、今回のトレードで早くも5件目の成立。12月に初開催となる現役ドラフトを前に、各球団が積極的な動きを見せている。
▼ 涌井投手・コメント
4球団目なので、新しい友達作りを柳に橋渡ししてもらい、新しい野球人生をスタートしたいと思います。
パ・リーグで18年やって、東北の皆さんの温かい声援は、味方になってなお温かく感じました。
日本シリーズで対戦できるように頑張ります。
▼ 阿部選手・コメント
7年間中日ドラゴンズでお世話になり、人間としても野球人としても成長させてもらいました。 本当に感謝しかありません。
応援していただいたファンの皆様にもとても感謝しています。
東北楽天ゴールデンイーグルスでも頑張ります。
22年シーズン終了後のトレード
▼ 11月14日
齋藤綱記/投手(オリックス⇒日本ハム)
石川 亮/捕手(日本ハム⇒オリックス)
▼ 11月11日
長野久義/外野手(広島⇒巨人)
▼ 11月4日
佐藤龍世/内野手(日本ハム⇒西武)
山田遥楓/内野手(西武⇒日本ハム)
▼ 10月24日
渡邉 諒/内野手(日本ハム⇒阪神)
髙濱祐仁/内野手(日本ハム⇒阪神)
齋藤友貴哉/投手(阪神⇒日本ハム)
江越大賀/外野手(阪神⇒日本ハム)