ファンへ感謝「第2の人生も頑張っていきたい」
楽天は16日、今季限りで戦力外となっていた福山博之投手(33)と釜田佳直投手(29)が現役引退を決断したと発表した。2人とも来季は球団スタッフに就任予定だという。
福山は大阪商業大から10年ドラフト6位で横浜(現DeNA)に入団。12年オフに加入した楽天で開花し、通算376試合登板、102ホールド、防御率2.92と、貴重なリリーフ右腕としてフル回転した。
釜田は金沢高から11年ドラフト2位で楽天に入団。ルーキーイヤーから7勝を挙げ大きな期待を寄せられていたが、度重なる故障にも悩まされ一軍定着ならず。通算88登板で21勝16敗2ホールド、防御率4.86の成績だった。
両選手が球団を通じて寄せたコメントは以下の通り。
コメント
▼ 福山博之投手
12年間、球団の皆さん、ファンの皆様、家族、関わってくださったすべての方々のおかげでここまでやってくることができました。
本当にありがとうございました。
これから始まる新しい野球人生をじっくり堪能したいと思います。
▼ 釜田佳直投手
トライアウトを受けましたが連絡をいただくことは無かったので、引退という形をとらせていただくことになりました。
11年間、怪我がありながらも自分のなかでは、最後まで一生懸命、悔いなくやりきれたという思いがあります。
何度も何度も這い上がってこられたのは、ファンの皆さんの声援、寄り添って見てくださった球団のトレーナーさん、一緒にリハビリをした仲間の支えがあったおかげです。
本当に感謝しかありません。
これまで野球に育てられてきたので、野球というスポーツを通して経験してきたことを還元し、恩返しができるよう、第2の人生も頑張っていきたいと思います。