史上初の偉業も…62発のジャッジと大差
MLBの2022シーズン最優秀選手賞(MVP)が現地17日(日本時間18日)に発表され、ナ・リーグはカージナルスのポール・ゴールドシュミット選手(35)、ア・リーグはヤンキースのアーロン・ジャッジ選手(30)がそれぞれ初受賞した。
ゴールドシュミットは今季151試合に出場し打率.317、35本塁打、115打点、リーグトップのOPS.982をマークし、持ち前の打棒でカージナルスの地区優勝に大きく貢献。
ジャッジは157試合の出場で打率.311、ア・リーグ記録を更新する62本塁打、リーグトップの131打点、メジャートップのOPS1.111と目覚ましい活躍を見せ、ヤンキース勢では2007年のアレックス・ロドリゲス以来15年ぶりの受賞を果たした。
ア・リーグMVPの最終候補に入っていたエンゼルスの大谷翔平選手(28)は2年連続受賞とはならず。今季は投手として15勝、防御率2.33、219三振、打者としても打率.273、34本塁打、95打点、11盗塁、OPS.875の好成績をマーク。前人未到の投打“ダブル規定”をクリアする偉業を成し遂げたが、リーグ本塁打記録を更新したジャッジに及ばなかった。
投票結果は以下の通り。ア・リーグは1位30票のうち28票をジャッジが集め410ポイント、大谷は1位票が2票止まりの280ポイントで2位だった。
MVP投票結果
1位=14点、2位=9点、3位=8点
4位=7点………10位=1点
▼ ナ・リーグ上位5名
1位 P.ゴールドシュミット(STL)
380点[22/8/0/0/0/0/0/0/0/0]
2位 M.マチャド(SD)
291点[7/13/7/2/1/0/0/0/0/0]
3位 N.アレナド(STL)
232点[1/2/15/11/0/0/0/1/0/0]
4位 F.フリーマン(LAD)
220点[0/6/6/13/3/1/1/0/0/0]
5位 M.ベッツ(LAD)
154点[0/0/1/1/14/4/6/3/1/0]
▼ ア・リーグ上位5名
1位 A.ジャッジ(NYY)
410点[28/2/0/0/0/0/0/0/0/0]
2位 大谷翔平(LAA)
280点[2/28/0/0/0/0/0/0/0/0]
3位 Y.アルバレス(HOU)
232点[0/0/22/8/0/0/0/0/0/0]
4位 J.ラミレス(CLE)
186点[0/0/6/11/5/4/2/1/0/0]
5位 J.アルトゥーベ(HOU)
142点[0/0/0/6/9/4/3/3/2/1]