新井監督率いる新生カープをサポート
広島は18日、球団OBの黒田博樹氏(47)が2023年シーズンから球団アドバイザーに就任することを発表した。
黒田氏は上宮高から専修大を経て96年ドラフト2位で広島に入団。エースとして長らく下位に低迷するチームを支え、08年からはメジャーリーグに活躍の場を移し、ドジャースとヤンキースで通算79勝をマーク。15年に広島へ復帰し、翌16年に25年ぶりのセ・リーグ制覇を置き土産に現役を引退した。
日米通算20年の現役生活で13度の2桁勝利を記録し、通算203勝を挙げたレジェンド右腕。来季からは現役時代にともに戦った新井貴浩監督が率いる新生カープを「アドバイザー」という役職で後方支援することになった。
黒田氏は「この度カープ球団からお話をいただき、私自身できる範囲でアドバイザーという形でサポートさせていただくことになりました。自分なりのペースや距離感を持ちつつ、今まで経験してきたことを微力ながらチームに還元していければと思っております」と球団を通じてコメントした。