中日は立て続けに中堅野手を放出し投手獲得
DeNAと中日は18日、砂田毅樹投手(27)と京田陽太選手(28)のトレードが成立したと発表した。
DeNAから中日へ移籍する砂田は、13年育成ドラフト1位でプロ入りしたリリーフ左腕。9年目の今季は15試合で防御率5.68と振るわなかったが、18年に自己最多70試合に登板するなど、通算269試合で72ホールドと実績十分。来季は貴重なサウスポーとして、中日ブルペンを支える活躍が期待される。
中日からDeNAへ移籍する京田は、日本大から16年ドラフト2位で入団した内野手。1年目から俊足堅守の遊撃手として新人王に輝くなど、チームの柱として期待されていたが、立浪監督が就任した今季は若手選手にポジションを奪われる格好で、出場43試合、打率.172、3本塁打、1盗塁と自己ワーストのシーズンに。正遊撃手が不在のDeNAで心機一転、リスタートをきることになった。
各球団が積極的に動いている今オフは、これで早くも6件目のトレード。中日は15日に阿部寿樹選手と涌井秀章投手のトレードを楽天と成立させており、中堅野手を立て続けに放出し投手を獲得している。
▼ 京田選手・コメント
6年間という短い間でしたが、1年目から試合に使っていただき、また選手会長までやらせていただき、中日ドラゴンズには感謝しかありません。
今後はセ・リーグ同士なので、試合をする機会がありますが、これからもあたたかいご声援をよろしくお願いします。
活躍することが皆様に対して、恩返しになると思いますので、これからも頑張ります。
▼ 砂田投手・コメント
このたび、中日ドラゴンズに移籍することになりました。
ベイスターズで9年間プレーさせていただき、思うような結果が出せなかったですが、ベイスターズに恩を返すつもりで中日ドラゴンズでもう一度活躍し、頑張っている姿をファンの方々に見ていただけたらと思います。
9年間ありがとうございました。
22年シーズン終了後のトレード
▼ 11月15日 ※球団発表
涌井秀章/投手(楽天⇒中日)
阿部寿樹/内野手(中日⇒楽天)
▼ 11月14日
齋藤綱記/投手(オリックス⇒日本ハム)
石川 亮/捕手(日本ハム⇒オリックス)
▼ 11月11日
長野久義/外野手(広島⇒巨人)
▼ 11月4日
佐藤龍世/内野手(日本ハム⇒西武)
山田遥楓/内野手(西武⇒日本ハム)
▼ 10月24日
渡邉 諒/内野手(日本ハム⇒阪神)
髙濱祐仁/内野手(日本ハム⇒阪神)
齋藤友貴哉/投手(阪神⇒日本ハム)
江越大賀/外野手(阪神⇒日本ハム)