昨季も打率.165、OPS.542と大不振
ドジャースのコディ・ベリンジャー外野手(27)が18日(日本時間19日)、ノンテンダーFAとなった。メジャーリーグの各球団はこの日、保有権を持つ選手に対する来季契約の提示期限日を迎えたが、ドジャースはベリンジャーに対し契約を打診せず、ノンテンダーとした。
ベリンジャーは2017年にドジャースでメジャーデビュー。同年にいきなり打率.267、39本塁打、97打点、OPS.933と大活躍し、ナ・リーグ新人王に選ばれた。2018年も25本塁打、OPS.813をマークするなど左の長距離砲として君臨。2019年は打率.305、47本塁打、115打点、OPS 1.035を記録し、ナ・リーグMVPに輝いた。
しかし、故障もあった2021年は95試合の出場にとどまり、打率.165、10本塁打、36打点、OPS.542と大不振。年俸1700万ドル(約23億8000万円)の今季は144試合に出場したが、打率.219、19本塁打、68打点、OPS.654と再び低迷した。
ドジャースが再びベリンジャーと契約する可能性はあるが、長引く打撃不振に一旦見切りをつけた恰好。MLB公式サイトはドジャースの判断について「わずか2シーズン前には考えられなかった動き」と伝えた。