球団史上5年ぶりのFA選手獲得
日本ハムは19日、オリックスからFA宣言していた伏見寅威選手(32)の獲得を発表した。
伏見は東海大四高、東海大を経て、2012年ドラフト3位でオリックスに入団した捕手。いまだ規定打席に到達したシーズンはないが、昨年はチーム最多86試合でマスクを被りパ・リーグ優勝に貢献。今季も若月健矢、頓宮裕真との併用で76試合に出場し、リーグ連覇と日本一に貢献した。
通算成績は418試合の出場で打率.238、16本塁打、98打点、OPS.629。プロ10年目で国内FA権を行使し、地元・北海道に本拠地を構える日本ハムへ移籍することが正式に決まった。
なお、日本ハムのFA選手獲得は、05年の稲葉篤紀(ヤクルトから移籍)、17年の鶴岡慎也(ソフトバンクから移籍)に続き5年ぶり3度目。伏見はBIGBOSS体制2年目のチームの正捕手候補として活躍が期待される。