二軍調整を経て後半戦は欠かせぬ存在に
阪神は19日、今季加入したカイル・ケラー投手(29)と2023年シーズンの契約を締結したと発表した。
ケラーは来日1年目の今季34試合に登板し、3勝2敗、5ホールド3セーブ、防御率3.31をマーク。初登板から2試合連続で打ち込まれ不安なデビューとなったものの、ファーム調整を経て再昇格した6月以降は安定感ある投球で阪神ブルペンを支えた。
残留が決まったケラーは「来年もまたタイガースの一員としてプレーできることを嬉しく思います。今シーズンの前半は結果が出ないこともありましたが、みなさんの協力もあり、なんとか後半は自分の力を発揮できたと思います」と球団を通じてコメント。
「来年はぜひともタイガースで優勝してチームメイトとファンのみなさんと喜びを分かち合うことができるように、チームに貢献したいと思います」とさらなる活躍を誓った。
阪神はすでにケラーを除く6人の外国人選手が退団することを発表。岡田彰布監督のもと戦う2023年シーズンは、助っ人の陣容も刷新して臨むことになる。
▼ 阪神の外国人選手の去就
<残留>
カイル・ケラー投手
<退団>
ラウル・アルカンタラ投手
ジョー・ガンケル投手
アーロン・ウィルカーソン投手
ジェフリー・マルテ内野手
アデルリン・ロドリゲス内野手
メル・ロハス・ジュニア外野手