両選手ともポストシーズンでも活躍
MLB機構は22日(日本時間23日)、2022年のカムバック賞を発表。ア・リーグはアストロズのジャスティン・バーランダー投手(39)、ナ・リーグは今季限りで引退したカージナルスのアルバート・プホルス内野手(42)が選出された。
バーランダーは2020年に右肘のトミー・ジョン手術を受け、昨季は全休。2年ぶりに復帰した今季は18勝4敗、防御率1.75、185奪三振の好成績を残し、見事な復活を遂げた。リーグ2冠(最多勝&最優秀防御率)に輝き、3度目のサイ・ヤング賞も獲得。ポストシーズンでは待望のワールドシリーズ初勝利を挙げ、球団史上2度目のワールドシリーズ制覇に大きく貢献した。
プホルスは2021年、開幕をエンゼルスで迎えたが、打率.190、OPS.622と低迷。5月に40人枠から外れ、その後はドジャースでプレーした。今季は古巣・カージナルスと1年契約を結び、同時に今季限りでの引退を公言。109試合に出場し打率.270、24本塁打、68打点、OPS.895と、42歳の現役ラストシーズンとは思えない好成績を残した。
さらに、9月23日(同24)のドジャース戦で2打席連続本塁打を放ち、史上4人目となる通算700本塁打を達成。最終的に703本のアーチを描き、ポストシーズンでも現役ラストゲームとなったフィリーズ戦(ワイルドカードシリーズ第2戦)で2安打を放った。