来春キャンプでのサバイバル予告
日本ハムのBIGBOSSこと新庄剛志監督が23日、札幌ドームで開催された「ファンフェスティバル2022」にて、監督就任2年目となる来季への意気込みを口にした。
札幌ドームでは私服姿でファンとふれあったBIGBOSS。ファンフェス終盤には、来季から使用する新本拠地・エスコンフィールド北海道に移動し、中継映像を通じて札幌ドームのチームとファンに語りかけた。
中継開始直後には「新球場問題でファンの方たちに心配させて、申し訳ないなと思っています」と、公認野球規則に反する球場設計となっていた騒動を謝罪。
緑の芝生が映えるフィールドを背景に「ここからファイターズの選手たちが新時代を作ってくれる予感がものすごくしています。世界一の球場です。この天然芝の上を選手たちに思いっきり走り回ってほしいなという気持ちでいっぱいです」とナインの活躍を思い描いた。
また、監督1年目を終え「今年1年トライアウトとしてやって、合格者はピッチャー含め8人です」と明かし、新本拠地で迎える監督2年目は「2月1日から紅白戦をして、オープン戦をやって、エスコンフィールドでプレーできる選手を見極めてやっていきたいと思います」とキャンプインと同時に開幕一軍入りをかけたサバイバルのゴングを鳴らすと予告。
「僕のストーリーの中では今年トライアウト、来年3位、3年目に優勝という計画を立てていたんですけど、今年の選手たちの成長を見たら、これが早まって来年“優勝”だけを目指して、ブレずに戦っていきたいと思います。今の選手なら必ずできると思うので。勝つチームじゃなくて、勝ち続けるチームを作っていきたいと思います。必ずできます」と力を込めた。
今季は59勝81敗3分と低迷し、リーグ5位に9ゲーム差をつけられての最下位フィニッシュ。本拠地移転という節目のシーズンで一気に逆襲なるか。新庄ファイターズ2年目の戦いに注目だ。