チームを支えた若きリリーバーに勲章
プロ野球の年間表彰式「NPB AWARDS 2022 supported by リポビタンD」が25日に開催され、セ・リーグ新人王に巨人の大勢投手(23)、パ・リーグ新人王に西武の水上由伸投手(24)が選出された。
水上は帝京三高から四国学院大を経て、20年育成ドラフト5位で西武に入団。ルーキーイヤーの昨季途中に支配下昇格を果たすと、プロ2年目の今季は60試合に登板し防御率1.77の好成績をマーク。リーグ最多タイの35ホールドポイントを挙げ、同僚の平良海馬投手とともに「最優秀中継ぎ投手賞」も受賞した。
大勢は西脇工高から関西国際大を経て21年ドラフト1位で巨人に入団したルーキー。開幕からクローザーの大役を任されると、57試合に登板し防御率2.05、リーグ3位および歴代新人最多タイの37セーブを挙げる活躍を見せた。
新人王を巡っては、オリックスの2年目右腕・阿部翔太投手(30)も有力候補と見られていたが受賞ならず。セ・リーグでは「最優秀中継ぎ投手賞」に輝いた阪神の湯浅京己投手(23)が連盟特別表彰「セ・リーグ新人特別賞」を受賞した。
「新人王」投票結果
▼ セ・リーグ
大 勢(巨)209票
湯浅京己(神)74票
長岡秀樹(ヤ)7票
髙橋宏斗(中)6票
木澤尚文(ヤ)1票
西 純矢(神)1票
平内龍太(巨)1票
▼ パ・リーグ
水上由伸 (西)177票
阿部翔太 (オ)58票
大関友久 (ソ)10票
松川虎生 (ロ)7票
上川畑大悟(日)5票
野村 勇 (ソ)3票
柳町 達 (ソ)3票
宮森智志 (楽)2票
該当者なし 2票